2018-06-12

林光寺

相國寺塔頭のひとつで、薩摩藩とは緣のあるお寺。元々は二條西ノ京に建てられたがその後移轉を繰り返し秀吉の頃に相國寺の境內に移つて來たとのこと。さて、豐臣秀吉との緣ではなくて薩摩藩との緣ですが、時代は關ヶ原の合戰まで遡ります。關ヶ原で西軍に組した薩摩の島津義弘は西軍總崩れの中、勇敢にも家康本陣に奇襲をかけ、家康が怯んだすきに關ヶ原を脫出、なんとか大坂まで戾り、そこで田邊製藥の創始者にあたる田邊屋五兵衞の盡力で海路薩摩まで戾ることが出來た。島津義弘はこの恩に報いる爲に田邊屋五兵衞(今井道與)に島津家直傳の傷藥等を傳授した。これが田邊屋振出藥になり、この田邊屋振出藥を大阪で賣り出して財をなしたのが現在の田邊三菱製藥である。この後五兵衞の孫が林光院の住職となつたので、林光寺と薩摩藩の緣が出來たとのこと。この緣は幕末にも續いてをり、薩摩藩の禁門の變と鳥羽伏見の戰ひの殉職者を林光院の境外墓地に埋葬した。

rinkoin01.jpg

▼林光院は寫眞撮影禁止なので外から撮りました。
rinkoin02.jpg

rinkoin03.jpg

▼薩藩の慰霊碑
rinkoin04.jpg

2018-06-10

豊光寺

相國寺の境內塔頭のひとつで、豐臣秀吉追善のため西笑承兌により創建された。相國寺と秀吉の關係は西笑承兌が秀吉の外交僧であつたことによる。秀吉は應仁の亂後荒廢した相國寺に相當な寄進を行つた。

hokoji01_201806031837501e5.jpg

hokoji03_20180603183752c05.jpg

hokoji02_20180603183752d7b.jpg

hokoji04_20180603183753184.jpg

hokoji05_20180603183755561.jpg

2018-06-08

持明院仙洞御所址

持明院統の據點となつた場所。元は藤原基賴の邸宅があり、後に基賴が持佛堂を建立し持明院と名付けた。持明院統とは後堀河天皇が讓位後に藤原基賴の持佛堂を仙洞御所としたことから始まり、後深草天皇、伏見天皇、後伏見天皇、花園天皇と持明院を仙洞御所とし、このころは大覺寺を仙洞御所とする龜山天皇、後宇多天皇、後二條天皇、そして後醍醐天皇と續く大覺寺統と兩統迭立してゐた。大覺寺統の後醍醐天皇は兩統迭立は停止されたが、足利高氏の不敬があり、兩統迭立ではなく皇統が北朝と吉野朝に分かれてしまふと言ふ事態になつてしまつた。
現在の御所は光嚴天皇の里內裏でそれを足利義滿が改築したものであるが、それ以降も持明院は使用されたが後光嚴天皇の時に燒失し荒廢した。荒廢したが一部は殘り泉涌寺の塔頭となり江戶時代まで存續、現在は光照院と言ふお寺が建つてゐる。

jimyoin01.jpg

jimyoin02.jpg

jimyoin03.jpg

jimyoin04.jpg

▼光照院の門。
jimyoin05.jpg

2018-06-06

近衛家別邸御花畑屋敷址 ~薩長同盟所縁ノ地~

前囘の東上線ぼやき大會は大變失禮しました。氣を取り直しまして、今囘からは全うな投稿を心掛けます。
さて本日ご紹介の場所は、近衞家の別邸がありました場所です。場所は地下鐵烏丸線の鞍馬口を出てすぐの所。こゝは小松帶刀の寓居地である。
藤氏の氏の長者を務める近衞家は御所の北側とこちらに屋敷があつたさうです。近衞家は薩摩藩と言ふか島津氏とは緣が深かつたやうで、その緣で薩摩藩が京都の藩邸として近衞家からこの場所を借りてゐた。さやうなことなので、この藩邸に島津久光の重臣である小松帶刀が寓居してゐた。小松がこゝにゐたので、坂本龍馬は長州の主要人物をこゝに連れて來て小松や西鄕、大久保と談判させた。さうです、この地が薩長同盟の生まれた地である。

komatsutatewaki01.jpg

komatsutatewaki02.jpg

komatsutatewaki03.jpg

komatsutatewaki04.jpg

komatsutatewaki05.jpg

komatsutatewaki06.jpg

komatsutatewaki07.jpg

2018-06-04

鉄道博物館

平成三十年冬の京都旅の第一彈目は、梅小路にある京都鐵道博物館。これまで島原に行つたり梅小路で梅を見たりして目の前を通つてをりましたが、いつも閉館間際で入つたことがなかつた。梅小路に蒸氣機關車の博物館?だつたかな鐵道の博物館があつてそれがリニューアルされたと言ふ記憶があり、リニューアル後は鐵道マニアの大人氣スポットとなつてゐるとのことだ。にも拘はらず一度も入つたことがなかつた。なので三度目の正直で中に入りました。
色々懷かしい車輛がありました。ジオラマもありました。こちらはJRが運營してゐると思ふのですが、阪急や京阪、近鐵の車輛もジオラマで運轉されてゐたので吃驚!京阪は見るよりも乘る方が良いけど、阪急のあの色はお洒落ですね。僕の記憶では阪急はよれ/\の車輛がなくいつもマルーン色が輝いてゐたやうな。(マルーン色は汚れが目立たないだけかもしれないけど。てか、首都圈の車輛はステンレスが多く、そのステンレスが汚れを目立たせてゐるのでは)。それに較べて東上線の車輛ときたら、あのボロ車輛(10000系)はいつも汚れが目立ち阪急に較べると見劣り感滿載。しかも、あのボロ車輛、マルーン色に似たえんじ色の帶がついてゐるので、「あゝ、良く似た色の阪急とは大違ひだよ」と思ひながら通勤してゐる每日。僕は埼玉縣民であることを常に誇りとしてゐる埼玉大好き星人ですが、東上線のボロ車輛だけは頂けない。あれは埼玉大好き星人でも受け入れられ難い代物である。と言ふのもあの電車、冷房の效きが極めて惡い。夏にあれが來ると最惡である。越生線の8000系は夏に乘つたことがあるけどエアコンの效きが惡いと言ふ印象がない。古さで言ふと越生線の8000系のはうが古い筈。さう言へば8000系はステンレスぢやないので、白だけどそんなに汚れてゐる印象もない。內裝はかなり古いけど。因みに越生線は車輛が古くても車窻から見える奧武藏の山々の景色を含めて雰圍氣があつて好きだな。50000系は內裝も整つてゐるしエアコンの效きがわるいこともないが、あれは無機質な感じ。嫌いではないし特に不滿もないけど、なんか無愛想。東上線の最大の缺陷はあのボロ車輛(10000系)。あのエアコンの效きの惡さがすべてを臺無しにしてゐる。
車輛の乘り心地は斷然、京阪!!!今囘も數驛間でしたが乘りました。ほんたうに特急の車輛はシートも坐り心地が良くて最高。それに較べ東上線のあのボロ車輛・・・・、はあ、繰返しになりますが夏のエアコンの效きが極めて惡い。夏にあれに乘ると會社についた時には汗まみれで汗臭さ全開で周圍に迷惑を及ぼすレベル。東急や西武、そして地下鐵でさへ東上線の車輛よりも遙かに良い(たゞし地下鐵は最新式に限る)。エアコンの效きが惡いなんてありえない。ほんとうに最惡。朝にあれがやつて來たら「あゝ(落膽)。あれが來た。一本遲らせよう」となる。あつ、ぼやいてもしやうがないか。でも京阪は何故にあんなに車輛が良いのだらうか。あれで特急料金が要らないんだから「どんだけやねん」、と言ふ程凄い。あつ、またもや埼玉を走る某社のあの車輛と較べてしまつた。ため息しかでないな。でも、通勤だけでなく休日も頻繁に利用してゐるので、まあ、ぼろいけど仕方がないと言ふか、暑いのさへなければまあ愛着と言ふかいつも乘つてゐるのでそれはそれで良いんだけど、夏のエアコンの效きだけはなんとかしてくれよと思ひます。ちなみに、便利さや車窻から見える景色は阪急・京阪に勝るとも劣らない。特に車窻から見える景色は、好きだな。
なんか某社の某線の車輛に對するぼやきに終始してしまひましたが、こちらは鐵道マニアでなくても樂しめる博物館でした。

kyototetsudo01.jpg

kyototetsudo02.jpg

kyototetsudo03.jpg

kyototetsudo04.jpg

kyototetsudo05.jpg

kyototetsudo06.jpg

kyototetsudo07.jpg

kyototetsudo08.jpg

kyototetsudo09.jpg

kyototetsudo10.jpg

kyototetsudo11.jpg

kyototetsudo12.jpg

kyototetsudo13.jpg

kyototetsudo14.jpg

kyototetsudo15.jpg

kyototetsudo16.jpg

kyototetsudo17.jpg

▼プラレールもあつたみャ。
kyototetsudo18.jpg

▼ジオラマは樂しかつたみャ。
kyototetsudo19.jpg

kyototetsudo20.jpg

kyototetsudo21.jpg

kyototetsudo22.jpg

kyototetsudo23.jpg

kyototetsudo24.jpg

kyototetsudo25.jpg
プロフィール

橘右近大夫

Author:橘右近大夫
畿內の寺社佛閣を中心に、おでかけトロ&クロとお參りしたときの旅日記を綴つてゐます。

旅日記の外に、日頃思ふことなどを書くことがあります。
あくまでも個人的な日記であり、專門的・學術的な正確さを擔保するものではありません。

漢字は正字(康熙字典體)にて書かうとしてをります。どのやうな環境でも讀めるやうに氣を附けてをりますが、環境により漢字が表示されない場合があります。
假名遣ひについて、原文を引用する以外は歷史的假名遣ひで書きます。

※ご意見、ご指摘は建設的、友好的なものに限り受け付けます。建設的友好的なコメントは更新の勵みになりますので、よろしくお願ひします。
但し、間違ひを指摘し、批難するだけのコメントは承認致しませんので、ご諒承ください。しつこいと投稿禁止や閲覧禁止をする場合があります。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
淡々と百人一首
    フリーエリア
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR
    御訪問ありがたうございます