2017-12-25

寺坂棚田

さて/\、奧武藏にまたもや出沒してをります。今度は橫瀨町にある寺坂棚田。橫瀨驛から丸山のはうに步いて行く途中に棚田があります。
この棚田は、鐮倉時代には橫瀨氏の居館の付近に廣がる田園だつたやうですが、時代が過ぎると耕作者がゐなくなり荒れ果てたさうだ。然し近年になり休耕田を復活させようとの動きが活潑化して、みごと復活した。寺田の畔には澤山の曼珠沙華が植ゑられてゐる。武甲山の勇姿と黃金色の稻と赤い曼珠沙華。見事な色合ひでとても綺麗だつた。

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▼武甲山が見える。
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▼懐かしいと感じる風景。
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▼黑い稻は古代米らしい。
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▼武甲山の山頂に雲がかゝつてゐる。石灰岩の採掘で異樣な岩肌がのぞく。
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2017-09-30

南足柄千津島ふくざわ公園

旅の途中ですが、本日は、季節の花をお屆けしませう。
本日のお花は醉芙蓉。葵科の植物で朝に咲いた花は夕方に萎む一日草。然も、朝は白い花の色だが夕方になるにつれて赤くなるのでまるで醉つ拂ひにかけて醉芙蓉と呼ばれる。
關東の醉芙蓉の名所と言へば、南足柄の千津島ふくざは公園周邊で、約千本もの醉芙蓉が植ゑられてゐる。徐々に秋になつて來ましたね。

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▼素面な猫。
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▼酒氣帶び猫。
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▼徐々に酔ひが廻り始めた猫。
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▼酒を呑んで顔が赤くなつた猫。
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2017-09-20

藤袴

主知らぬ香こそ匂へれ秋の野に たが脫ぎかけし藤ばかまぞも(古今241秋歌上:素性法師)

藤袴は秋になると白い實のやうなものから鬚のやうな物が伸びて花となつてゐる花で、古來より秋の景物として歌に詠まれて來た。が、今は絕滅危惧種となり東京では水元公園が唯一の群生地となつてしまつた。それ以外だと長瀞の法善寺くらゐかな。なか/\見る事が出來ない稀少種である。

水元公園には、藤袴以外に曼珠沙華や萩、女郞花、尾花、桔梗が咲いてゐた。秋ですね。直虎に思ひを馳せる旅が始まつたばかりですみません、まあ、季節感も大事と云ふ事で。明日からまた旅を續けます。

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▼まづは曼珠沙華から。
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▼珍しい色だが、もしかしてこれは曼珠沙華ぢやないのかな。
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▼尾花かと思いきや外來種のやうだ。
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▼折りてみば落ちぞしぬべき秋萩の 枝もたわゝに置ける白露(古今223秋歌上:讀人智らず)
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▼たが秋にあらぬものゆゑ女郎花 なぞ色にいでてまだきうつろふ(古今232秋歌上:紀貫之)
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▼秋(あちかう野はなりにけり白露の おける草葉も色かはりゆく(古今440物名:紀友則)
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▼こちらが尾花ですね。尾花は薄とも言ひます。
今よりは植ゑてだに見じ花薄 穗にいづる秋はわびしかりけり(古今242秋歌上:平貞文)

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▼さて藤袴とまゐりませう。
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▼宿りせし人の形見か藤ばかま 忘られがたき香に匂ひつゝ(古今240秋歌上:紀貫之)
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▼なに人か來て脱ぎかけし藤ばかま 來る秋ごとに野邊を匂はす(古今239秋歌上:藤原敏行)
※藤袴は乾燥させると良い香がするやうです。
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2017-07-08

蓮葉の濁りに染まぬ心もて

詞書:はちすの露を見てよめる
蓮葉の濁りに染まぬ心もて なにかは露を玉とあざむく(古今165夏:僧正遍照)

この歌は遍照僧正の歌で、蓮葉(はちす。蓮の古名)に露がきらりと輝いてゐるのを見てそれが玉=眞珠のやうだと言ふことを詠んでゐる。遍照僧正は僧なので佛敎で泥田の中でも綺麗に咲くことから世俗に染まらない淸らかな心を現すことを歌の中に詠み込んでゐる。遍照僧正の歌はひねりがあり面白い歌が多い。

名にめでて折れるばかりぞ女郞花 我おちにきと人にかたるな(古今226秋歌上:僧正遍照)

大雜把な譯は、「その名を興じて折つただけですよ、女郞花。我が佛の道から落ちぶれたとか人に言ひふらさないでね」と言ふ感じでせうか。蓮の葉に通じる部分がある遍照僧正ならではの機轉だと思ふ。

さて、本日は以前にも訪れた行田にある古代蓮の里へ蓮を見に行つて來た。もう花が散つてしまつた蓮が多くみられ旬を逃してしまつたやうだ。それでも泥田に咲く綺麗な蓮は凜として淸らかで美しい。
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▼おつゝとつと、改めて。お花とオレっちみャ。
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▼なんだか今日は暑いみャ。さて、今からシャワーを浴びるみャ。
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2017-06-28

近所の紫陽花

家の近くに流れる川沿ひに數多くの紫陽花が咲いてゐるところがある。お散步がてら紫陽花を見に行きました。

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プロフィール

橘右近大夫

Author:橘右近大夫
畿內の寺社佛閣を中心に、おでかけトロ&クロとお參りしたときの旅日記を綴つてゐます。

旅日記の外に、日頃思ふことなどを書くことがあります。
あくまでも個人的な日記であり、專門的・學術的な正確さを擔保するものではありません。

漢字は正字(康熙字典體)にて書かうとしてをります。どのやうな環境でも讀めるやうに氣を附けてをりますが、環境により漢字が表示されない場合があります。
假名遣ひについて、原文を引用する以外は歷史的假名遣ひで書きます。

※ご意見、ご指摘は建設的、友好的なものに限り受け付けます。建設的友好的なコメントは更新の勵みになりますので、よろしくお願ひします。
但し、間違ひを指摘し、批難するだけのコメントは承認致しませんので、ご諒承ください。しつこいと投稿禁止や閲覧禁止をする場合があります。

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