2017-04-22

野土山

長瀞には櫻の名所が澤山あります。撫子で有名な不動寺付近の櫻はまだ三分と言つた感じですが、その手前にある野土山の櫻は多くはないですが一樣に滿開でした。

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▼まづは腹ごしらへ。秩父と言へば「わらじかつ」
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▼秩父と言へば「味噌豚」も有名。こちらはわらじかつと味噌豚丼。
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▼野土山へは寶登山神社の參道を通ります。
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▼さて、野土山へとまゐりませう。
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▼山頂はこんな感じです。
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▼三つ葉躑躅が咲いてゐました。
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▼う~ん、ボケて映つてゐる。殘念。
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▼下から見た野土山。
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▼同じ場所から見た寶登山。さつきの野土山よりも遠いので低く見えますが、寶登山のはうが遙かに高いです。
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本日の月齢:25.0 舊歷:三月二六日 

2017-04-21

長瀞の桜

長瀞は埼玉の北端と言ふのは言ひ過ぎかもしれないですが、北部に位置するのは確かです。と言ふことで、まだ咲いてゐ櫻を追つて長瀞まで足を運びました。長瀞までは、寄居まで東武東上線で行き、秩父鐵道に乘り換へて長瀞驛まで行きました。電車の旅と言つても良い程の長旅でした。
ついてみたら、咲いてゐましたね。都內はもう葉櫻になつてをり、東上線の途中で車窻から見える朝霞付近の黑目川、柳瀨川驛付近の柳瀨川の櫻竝木も殆ど散つてしまつてゐるにも拘はらず、長瀞はまだ咲いてをりました。ちやうど散りだした頃合ひで、滿開の花びらが風に搖られてはら/\と落ちる樣が雪のやうで美しい光景でした。

▼秩父鐵道の野上驛から出發します!
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▼この時季になりますと、東武東上線や秩父鐵道の中はハイキングをする人で一杯。そのなか、こゝ出店するとは、なか/\考へてゐますね。
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▼このお花は馬醉木。毒があります。馬が食べると醉ふほど毒が廻るから「馬醉木」と書く。
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▼このお花は櫻ぢやないかな。桃のやうに見えます。
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▼櫻の隧道ですね。
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本日の月齢:24.0 舊歷:三月二五日

2017-04-12

石神井川の櫻

散りぬれば戀ふれどしるしなきものを 今日こそ櫻折らば折りてめ(古今64春歌上:詠み人智らず)

櫻の枝を折ることは現代では非常識な行動であるが、氣持ちは解りますね。だからこそ、折らないと言ふのが風流だと思ひます。
東武東上線の中板橋の驛を降りてすぐのこところに石神井川が流れてゐる。この川の畔には櫻が植ゑられてをり、石神井川を覆ふやうに櫻の枝が伸びてゐる。なか/\な風景だな。
たゞ、都內は櫻の開花が早かつたのだらうか、昨日の舊染井村と言ひこゝと言ひもう散り始めてゐた。埼玉は咲いてゐないところもあると言ふのに。

殘りなく散るぞめでたき櫻花 ありて世の中はての憂ければ(古今71春歌下:詠み人智らず)

櫻は散る姿が良いのかもしれませんね。なぜかと言ふと櫻の歌は散る事を詠んだものが多い。

春風は花のあたりをよぎて吹け 心づからやうつろふと見む(古今85春歌下:藤原好風)
雪とのみ降るだにあるを櫻花 いかに散れとか風の吹くらむ(古今86春歌下:凡河內躬恆)
春雨の降るは淚か櫻花 散るを惜しまぬ人しなければ(古今88春歌下:大友黑主)

さう/\、櫻が咲くと雨降るよね。昔からさうだつたのか。春雨は恨めしいな。さて、最後に素性法師の歌で終はりにします。きり無いですからね。櫻の花が散るのが早いか人の心が移ろふのが早いか。今も昔も變はらず、戀心は移ひ易いものである。

花の木も今はほり植ゑじ春たてば うつろふ色に人ならひけり(古今92春歌下:素性法師)

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▼散る間際に色が移らふさうだ。
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▼花の中央が赤くなると散り始めるさうだ。
左側はまだ大丈夫だが、右側は散り始めるだらう。
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2017-04-10

駒込の染井村。染井吉野は自生ではなく園芸種。風説に惑はされないやうに!

世の中に絕えて櫻のなかりせば 春の心はのどけからまし(古今53春歌上:在原業平)

漸く花咲く季節がまゐりましたね。業平卿の歌ではないですが、この時季は櫻の花の咲き具合が氣になつて仕方のない橘右です。ほんたうに落着かない(笑)
だから、餘すところなく櫻の花を樂しみたいのですが、なんだか近年變なことを言う奇人が增えてゐる。櫻の代名詞と言ふべき染井吉野は朝尠半島の南にある島が起源であるとか口に沫を飛ばして喚く聲が日增しに大きくなつてゐることがほんたうに煩はしい。

櫻色に衣は深く染めて着む 花の散りなむのちの形見に(古今66春歌上:紀有朋)

儚く散つてしまうだけに起源なんかどうでも良いでせう。それよりも惜しむ氣持を衣に託すのは良いんぢやないですかね。

待てと言ふに散らでしとまるものならば 何を櫻に思ひまさまし(古今70春歌上:詠み人智らず)

いや全くその通りだと思ふ。まあ、だからこそ、かう言うことなんだけどね。

花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに(古今113春歌下:小野小町)

この歌は別に解釋する必要はないですよね。餘りにも有名な歌ですから。
江戶彼岸櫻と大島櫻を掛け合わせた園藝種が「自生」するなどと起源を喚く者は、やはりこれら櫻を愛でる文化を持ち合はせてゐないのではないか。まあ、こんな話は不粹なのでこの邊で止めにしよう。ばからしいし。

今年は偶々機會があり染井吉野の發祥地に行くことが出來た。都內は春めく陽氣がこゝ數日續いてゐたが、もう旣に散り始めてゐた。いやはや、早いですね、散るの。

花散らす風の宿りは誰か知る 我に敎へよ行きてうらみむ(古今76春歌下:素性法師)

素性法師に同感です。先週の後半は風が强かつた。ほんたうにあの風が恨めしい。

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▼葉がちらほらと見えて來た。
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2017-04-02

本日の大宮公園と大宮第二公園

天氣豫報では南關東の櫻の滿開時期はこの土日だつたが、意外に寒くどこもまだ蕾か三分咲きくらゐである。
そんな中、大宮公園の櫻は滿開であつた。面白いのは、大宮公園は滿開だけど隣の第二公園の櫻はまだ三分咲きといつたところだつた。

世の中に絕えて櫻のなかりせば 春の心はのどけからまし(伊勢物語八二段:業平)

散ればこそいとゞ櫻はめでたけれ うき世になにか久しかるべき(返し)

どちらもその通りだと思ふ。水曜ごろかな、櫻が滿開になるのは。

▼まづは大宮公園からまゐりませう。
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▼戰艦武藏の館内神社は氷川神社であつたことから、武藏の鎮魂碑がある。
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▼櫻が滿開だけでなく、人も滿開・・・。
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▼續いて第二公園。こちらはご覧のとほりまだ咲いてをりませんでした。
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▼武藏一の宮ですから、なんと言つても。
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▼今日は、敢へて何も言ひません。數あつたなかから、「帝松」「武藏鶴」「晴雲」を撰んだことには意味がありますミャ。
今は内緒ですミャ。
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プロフィール

橘右近大夫

Author:橘右近大夫
畿內の寺社佛閣を中心に、おでかけトロ&クロとお參りしたときの旅日記を綴つてゐます。

旅日記の外に、日頃思ふことなどを書くことがあります。
あくまでも個人的な日記であり、專門的・學術的な正確さを擔保するものではありません。

漢字は正字(康熙字典體)にて書かうとしてをります。どのやうな環境でも讀めるやうに氣を附けてをりますが、環境により漢字が表示されない場合があります。
假名遣ひについて、原文を引用する以外は歷史的假名遣ひで書きます。

※ご意見、ご指摘は建設的、友好的なものに限り受け付けます。建設的友好的なコメントは更新の勵みになりますので、よろしくお願ひします。
但し、間違ひを指摘し、批難するだけのコメントは承認致しませんので、ご諒承ください。しつこいと投稿禁止や閲覧禁止をする場合があります。

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