2018-06-14

新緑の奥武蔵トレラン3RDステージ ~秩父の名峰武甲山トレラン~

五月二〇日に引き續き、性懲りもなくスポーツエイドジャパンさんが主宰する「新綠の奧武藏トレランシリーズ」の3rdステージに出走してきました。今囘のコースは秩父の名峰武甲山。羊山公園を出發して土津園から武甲山山頂をめざし、山頂に登つた後は小持山、大持山を經て再び羊山公園に戾ると言ふコースです。全長二七キロです。
六月十日は、太平洋沖に颱風が發生して梅雨前線が東京灣すぐ下に張り出して變な空模樣。前日夜から雨が降り、朝も小雨。なんだかなあ。小持山と大持山の間で昨年に滑落事後が起つた場所を通るんです。なんか不安。いつそのこと中止になつてもらつたはうが、エントリフィーの返還がないことは殘念だが死にたくないしと思ふ搖れる心。
でも、大會の中止も無く西武秩父驛に到着。こゝまで來たのだからやるしかない。不安な氣持ちを抑へつゝ出走しました。大會の開會式で會長が、昨年の痛ましい事故について觸れられました。「事故現場にはロープを張り滑落を防ぐ努力をしました。係員も配置して注意を促します。そしてなによりも、僕たちの大切な仲間のご冥福を祈る爲、こゝを通つたときに默禱を捧げて下さい。」。會長、その言葉、心に浸みました。トレイルランニングを趣味とする仲間の痛ましい事故で、人事ではない。さう言ふ想ひが心に浸みた瞬間でした。
雨のはうはあまり氣になりませんでした。inov-8のSTORMSHELL WATERPROOF JACKETがいよ/\その實力を發揮するときがくるのかと思ひきや、木々が雨を遮つてくれたのでピーク以外は雨足がそれなにだつたと思ふが全く氣にならないレベルでした。それも武甲山まで。武甲山の山頂までは足元が少しスリッピーになりつゝあるものゝさほど氣にならないレベル。ですが、武甲山の山頂から小持山へ向かふ稜線沿ひのトレイルは最惡でした。ぬかるんでもやは走れない。靴底のラグは泥で目詰まりしてグリップを失ひ、僕だけぢやなく他の人も滑りまくり。もはやランニングの大會ではなくスキーの大會だ。しかも小持山と大持山の間の稜線は瘦せ尾根で露岩も多いし木の根つこも砂が削られ足がひつかゝりさうな感じ。このなか、雨とぬかるんだ泥がシューズのアウトソールを目詰まりさせてゐる。コンディションが惡い。僕はこゝを通る時にエントリフィーが戾つて來ませんが大會の開催はするべきではなかつたかもと正直思ひました。恐らく晴れたと言ふか地面が乾いてゐる時は危なくはないでせう。しかし、雨が降り路面がぼろ/\の場合はスリッピーで「GET A GRIP」が謳ひ文句のinov-8のフラッグシップモデルのTrailRocでも滑りまくりですから、滑落の危險が大きくなります。この邊りは止める勇氣も必要ですね、譬へ主催者が開催したとしても。
そんな狀態ですから、もはや走ることは危險すぎて廻りも下りでも(いや、下りだから)步く人が大勢でもう走れない。しかも、眺望は最惡。なにも見えないし、大持山の山頂ではスマフォが濡れて無反應。やべ、壞れた???山頂の寫眞が撮れないものありますが、やべ、壞れたかも。どうしよう(淚)
そんな不安を胸に大持山を下り妻坂峠へと向かふ坂ですが、どろ/\、でずる/\。もはや滑る以外前に進めない。で、こゝでひとつコツをつかみました。體重は絕對前にかけて足裏の前の部分(足指の付根邊り)を意識して滑れば安全。變に足を上げて着地するよりもスキーのやうに滑るはうが安定すると言ふことを學びました。ずる/\と滑ることが樂しいのかはたまた呆れるのかへんな氣持ちで滑り落ちてゐるうちに路面が變化して小石が浮くうざい路面に變化。その分、ずる/\とどろ塗れになりながら滑る事がなくなりましたが、小石が浮く下りは嫌い。上手く走れない。この邊りは修行が必要ですね。で、しばらく進むと漸くロードに。こゝからのロードは長い。大凡七キロなんですよね。ロードは走り易い反面、退屈。
この七キロのロード區間ですが、初めは下りで途中からアップダウンが始まり、最後の1kmは登りです。羊山公園、何氣に高いんだよな・・・。
てな譯でなんとかゴールできました。雨の中、怖い思ひもしましたがなんとなくコツを摑めたやうな感じでした。晴れた日に走つてみたいです。

▼武甲山・・・、見えない。
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▼エントリは凡そ五百名ほどだつたさうです。が、實際に出走したのは四百名弱。
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▼武甲山の山頂。
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▼小持山
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▼この後、雨でスマフォが反應せず、寫眞はいきなり飛んでこれになります。
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2018-05-23

新緑の奥武蔵トレラン2NDステージ~飯能アルプス・丸山スーパートレラン~

五月二〇日にスポーツエイドジャパンさんの主催で行はれた「新綠の奧武藏トレイルランニング2ndステージ 飯能アルプス・丸山トレラン」に出走しました。コースは、JR高麗驛前をスタート地點として飯能アルプスを登り伊豆ヶ嶽から正丸峠に入り虛空藏峠を經てカバ嶽に到り大野峠から丸山の登り、そこから一氣に下り武甲溫泉がゴールとなる全長三七キロメートル、累積標高が大凡千八百です。累積標高が千八百米とのことで、初めはまあなんとかなるレベルだなと思ひ、輕い氣持ちでエントリをしました。で、開催日が近づきネットで過去の大會の樣子を見てゐたところ、この大會は激坂を幾度となく上り下りする難易度の高いレースである事に氣づきました。時すでに遲し。カバ嶽、虛空藏峠、正丸尾根はハイキングで步いたことがあり、このさへ乘り切ればなんとかなるだらうなんて正直思つてゐました。が、飯能アルプスは長瀞アルプスとは譯がちがふやうで、かなりなめてをりました。それが失敗の元。氣が付いた時には時旣に遲し。もう、死力を盡くして黃泉の國まで走る覺悟で出走、なんとか制限時間(十時間)ぎり/\で完走を果たさなければと決死の覺悟で出走しました。
さて當日ですが、まづは天候から。天氣は氣溫は二十度前後で濕度が五〇%を切る爽やかで過ごし易い天候でよかつたです。昨年は氣溫濕度ともに高く(たぶん、三〇℃くらゐまで上がつたやうだ)、その影響でTOV(Time OVer)やDNF(Did Not Finish)が續出で完走率が七〇%臺(東京マラソンやさいたま國際マラソンの完走率はほゞ百%)でした。なので、この氣候に助けられた面も大きいと思ひます。
では走つた感想ですが、どうせ制限時間との鬪ひになりさうなので、スタートは最後尾手前に陣取りました。日本はシングルトレイル(人が一人くらゐしか步けないやうな登山道)が殆どとなりますので、もた/\してゐると後續の人に迷惑がかゝるので、レベルが同じくらゐな集團に紛れたいと思ひ最後尾近くにしました。スタートしてから二キロくらゐは市街地を走ります。何氣に傾斜率がきつい。しかしこゝで體力を無駄に使ひたくない。廻りはあまり速くないので後ろから拔かされることもなく、逆に周圍を見て合はせるやうに走れたので體力を溫存できました。ハセツネ30kはロード區間がキロ5分半くらゐでしたので(しかも登りで)、それに比べるとかなりゆつくりとしたペースでしたので無駄に體力を使はなくて濟みました。で、トレイル入口ですが、過去に出走した二大會はいづれもロードからトレイルに入る所で澁滯してをりましたが、今囘は澁滯がありませんでした。最後尾近くになるとみなさん順位にこだはりがないので人と人との間隔をあけて走られるからでせうかね。入口で澁滯するので少し休めると豫定してゐたぶんすこし體力溫存的な豫定は狂ひましたが、まあそれほど速くないので戰略が崩れるほどではなく無事にトレイルへ。登り、登り、少し下つてまた登りを繰り返しながらやうやく六キロ近くの東峠ASに到着。この邊りは思つたよりも辛くないなと變な自信がありました。東峠ASを出てからも登り、登り、少し下りでまた登りは續きますが次の前坂ASまで大凡三キロとエイドステーションまでの間隔が短く辛いながらもすぐに一息つけたので、この邊りまではまだ元氣でした。が、この先は辛かつたですね。子ノ權現が次のエイドステーションですが、ゴールデンウィークに步いた子ノ權現から竹寺までの道のりとは違ふルートでこちらは急登が所々であり辛い。傾斜率が高くなり辛くなつてきた所で上の方にガードレースが見えた。「あつ、ガードレールだ。あとほんの少しで子ノ權現だ!!」と元氣が出て來て何とか子ノ權現のエイドまで到着。かなり疲れてまゐりましたが、これで凡そ十五キロ。でも未だ半分も來てゐないんですよね。はあ。でもこちらのエイドでバナナや河越銘菓のバームクーヘン(すみません、名前忘れました。川越と言へば「くらづくり」ですが、そことは違ふやうです)、そして、鹽!!鹽!!鹽。梅干しに鹽をぬつて喰ふ!!元氣百倍!!!!(トレラン以外ではやらない方が良いですよね、鹽分取り過ぎで躰に惡い。)。
子ノ權現を過ぎますとこゝから約十キロが勝負どころです。天目指峠~伊豆ヶ嶽~正丸尾根~虛空藏峠~牛立久保邊りの急登と下りを繰り返すこの區間がこのコースのメインイベント。こゝですよ踏ん張りどころ。で、子ノ權現から天目指峠までは二キロもない距離でエイドがありなんか氣分轉換でよかつたです。が、この後ですね、急登續きで。あまりの急登續きで足、特に太腿に乳酸が溜まるのを實感できました。いやはや、太腿に乳酸が溜まる實感など初めてしたね。登りをなんとかやり過ごした後に乳酸が邪魔で足が動かない。下りで足が思ふやうに動かない。これは危ない。頭ではかう言ふ風なルートを辿れば安全だと思つても足がついてゆかないし、體重が前に乘らない。やばい。でも坂は際限なく續く。辛いながらも、ほんたうにえぐい急登が出て來て「はあ、これさへ越えれば伊豆ヶ嶽」だと思つてゐると廻りの人も「あゝ、これを越えれば伊豆ヶ嶽ですよね、がんばりませう」なんて聲があがつたその時に、「あの~、これ古御嶽なんですよ。伊豆ヶ嶽はこれを越えてからもう一囘急な坂を登ります」と冷靜な聲が。「・・・、さうなんですか。心が折れた・・・」。辛かつたですね、この古御嶽と伊豆ヶ嶽。しかも二つとも眺望が惡い。特に伊豆ヶ嶽。なんだよこれと疲れた心を眺めが癒してくれるだらうと懸命に登りましたが、これでは癒されるどころはます/\疲れました。でも、リタイヤするにはこゝから正丸驛まで自力で降りなければなりません。なら正丸尾根を進むしかない。正丸尾根ね、こゝアップダウンを繰り返して心が折れるんですよね。と言ふのはハイキングで逆ルートを步いたことがあり、幾度もピークが來てほんたうに辛かつたからです。ですが、心が折れた經驗がこゝで生きたやうです。と言ふのは幾度となくピークが現れても準備が出來たのでサッキョ峠に着いたときに「あつ、こゝか。あとすこし頑張れば虛空藏峠ASだ」と勇氣が出ました。この邊りですね、明暗を分けたのは。この區間が頑張れたのは後々に響いたのだと思ひます。で、漸く虛空藏峠ASに。こゝからは過去の記憶では二、三キロ急な登りを登ると言ふ風に思つてゐましたが、さうではなかつたです。初めは急でしたがある程度行くをさうではなかつた。いや、そんなことはないのですが、この邊まで來ると感覺が壞れたのでせう。
なんとか牛立久保を越えてカバ嶽をも越えたら大野峠ASに到着。エプソンは距離凡そ二五キロと表示してゐましたが、大野峠ASは二七.八キロ。あれゝですが、ガーミンもエプソンもロードレース用のGPSリストウォッチは距離がをかしい。まあ、短く出るので逆にうれしいので良いですが、エプソンの鏑木モデルが慾しいな。てな事を思ひながらエイドで御鬻を戴きました。胃に優しい御鬻を用意して頂くなんて流石はスポーツエイドジャパンさん。しかも味付けがめんつゆでした。めんつゆつてなんでせうかね、あの鹽味なのでせうか、元氣百倍!まるで「翼を授ける、レッド○○」のやうです。生き返つたやうな氣がしました。丸山は奧武藏最高峰ですが登れました。めんつゆのお蔭です。漸く縣民の森ASに到着。殘りは下りのみ。と思つたらいきなり登りがありました。「まだ登るのかよ」と惡態をつきながらなんとか越えましたら、長い下り區間。勢ひに任せ坂を下りましたが、この邊りで太腿の前の膝の上の筋肉が痛い。これは、意識して體重を前に懸けて足でブレーキをかけないやうにと心掛けたつもりでもやはりブレーキをかけてゐたのでせう。まだ/\ですね、もつと修行が必要です」が、殘りはあと僅かです。傷みを堪へながら坂を下りますと、なゝ、なゝ、なんと墓地に。一瞬、知らず/\の內にあの世に逝つてしまつたのかと思つてしまひましたが、最後のエイドの金昌寺に到着したやうです。吃驚しましたよ、いきなり墓地にでるのですから。心の中で「安らかにお眠りの中、どたばたとすみません」を誤りながらお寺を出るとエイドがありました。時間を見ると大凡八時間四十五分前後。のこりは二キロ。キロ7分で走ると十四分ですから九時間を切れる計算。エイドでのんびりしてゐる暇はない。こんなに走つてゐなければキロ六分半は難しいことではありませんが、もう足がボロ/\。死力を振り絞りロードを走りました。何とか七分以下になつてをりますが、何氣に登り。もう辛い。骨盤を前傾させ體重を前にかけても前に進まない。でも、殘り一キロ半。こゝであるけば一生後悔する。必至に齒を食いしばり走つてゐると武甲溫泉が見えてきました。やつたー、ゴール!
なんとか九時間を切る事ができました。ほんたうに疲れた。でも樂しかつたです。が、來年、出走するかは、どうでせうかね。今は何も考へずに制限時間ギリかTOVかと思つてゐたら九時間を切れた餘韻に浸りたいと思ひます。

▼スタート地點。少々納得がゆかない變な掲示があるな。
渡來人の郷とか言ふが、日本書紀には僅かに二千名弱の渡來人と移住させたとあるだけ。二千名弱ですよ。この土地は古くから人が住んでゐたと思はれるので、その影響はどれほどか?
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▼飯能アルプスは意外に眺望がよくないな。
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▼子ノ權現に到着。
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▼古御岳。いやはや、この手前は辛かつた。
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▼伊豆ヶ岳に到着。心の聲が漏れたのでせうか。後續の人から「こゝ、がつかりですね。こんなに眺望が悪いと登つた甲斐が無い(笑)」と聲をかけられました。
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▼携帯の電池がやばくなりつゝありましたので、寫眞はあまり撮れませんdでした。こゝは丸山と思ひきや手前でした。
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▼丸山山頂。先ほど寫眞を撮つた所のはうが眺望が良い。
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▼ゴール。ゴール寸前では寫眞を撮るやうな餘裕はありませんでしたので、毎回同じですがゴール後に撮影。
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▼オレっち、今回もがんばつたみャ。
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2018-05-15

奥武蔵でムサッシーに遭遇

ゴールデンウィーク最後は、五月二十日に向けた練習で、ゆうパークを出て桂木觀音から鼻曲山を經て一本杉峠へ行き、そこから奧武藏グリーンラインに沿ふやうに、越上山山頂近くから顏振峠、傘杉峠、花立松ノ峠と峠道を越えて關八州見晴臺に到着し、關八州の景色を堪能した後に、飯盛峠手前から野末張見晴臺までロードを走り、野末張見晴臺からトレイルに入つて麥原まで下り、そこから大高取山を越してゆうパークまで戾るルートを走りました。まあ實際は走ると言ふよりは步くのはうが正し。と言ふのは、富士登山競爭の試走會の疲れが足に殘つてゐたやうで、登りで足が上がりませんでした。
この日は、穩やかな晴れで風もそれなりにありましたので走り易い天氣ではありました。が、タイムはボロ/\。まだ修行が足りないと言ふことですね。
今囘のゴールデンウィークは一度富士山へまゐりましたが、それ以外は埼玉のそれも西側お色々とお出掛けをしました。まあ/\充實したゴールデンウィークだつたかな。ワイン祭で武藏鶴を吞めたし骨波田の藤はちやうど見頃だつたし。子ノ權現のハイキングは爽やかな氣候で心地良かつたし。最後のトレイルは疲れてボロ/\だつたのでそれだけが心殘りです。とは言へ新綠の奧武藏トレイルランニング2NDステージはもう目の前。まづは疲勞を拔いてコンディションを整へなければならないですね。伊豆ヶ嶽と丸山を走るので覺悟して行かないとDNFになつてしまひます。十時間內に完走できるかな。不安です。

さて、長々と書きましたがこれからが本題です。

ちやうど諏訪神社を過ぎた當りの頃です。もう少しで顏振峠に着かうとする時にトレイル上になにやら黑い物體が。
うん、動物のやうだ。な、な、な、な、な、なんだ、黑い動物。
これ、やばくね。も、も、も、も、もしかして、く、く、く、く、熊?????えつ、熊???
む~ん、これは絕對絕命の危機。目の前に熊がゐるぢやないですか。熊鈴!!!な~~い。しかも眼が合つてしまつたぢやないですか。あ~、決して短くはなかつたですが、橘右の命は今日、こゝで熊に喰はれて盡きるんですね。あゝ、色々やり殘したこともあるぢやないですか。でもしようがない。
と、腰を拔かした橘右でしたが、その時に目の前の黑い動物がトレイルではなく山の上へと登つて行くぢやないですか。あつ、助かつた。熊が逃げて行つて吳れたと思つた瞬間に、その動物の姿が橫から全部見る事ができました。
うん??熊ぢやね~な、これ。うん、これはどこかで見たなんか記憶と言ふかこの形に見覺えがある。
なんだ、なんだ、とその瞬間に浮かんで來ました。「Sports Aid Japan」の文字です。うん、スポーツエイドジャパンだ!! さうだ、ムサッシー!!! ムサッシーだあ!! さうなんです、マラソン、ウルトラマラソン、トレイルランニングの大會を主催する毛呂山に本據を置くNPO法人のスポーツエイドジャパンさん、さうです新綠の奧武藏トレイルランニングシリーズや所澤八時間耐久レースなどを企劃運營するスポーツエイドジャパンさんのマスコットのニホンカモシカのムサッシーに似てゐるぢやないですか。
と言ふ譯でリアル・ムサッシーに出逢ふ事が出來ました。いや、ほんたうに肝を冷やしました。熊でなくムサッシーでほんたうに良かつた。
因みに、この出逢ひにより上つた心搏數は元に戾らず、この後のランは話にならず、ほゞ步いてばかりのランとなつてしまひました。
ムサッシー、寫眞を撮らうとしたのですが、熊ではなくムサッシーだと氣付いた時には時旣に遲しで寫眞を撮る事は叶いませんでした。殘念だな。もうそんな僥倖にはさう簡單には遭遇しないだらうな。

▼鼻曲山。ゆうパークのはうから登ると山頂手前の坂が急過ぎる。然も木々が蔽ひ眺望は良くない。
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▼鼻曲山とカイ立場の間には、切り立つた岩場があり、大きな岩が行く手を遮るやうにそゝり立つ。この邊は安全最優先だ。
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▼一本杉峠。
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▼顔振峠の寫眞は何囘も撮つたので、今日はパスしようかと思ひきや富士山が綺麗に見えたので、つい寫眞を撮つてしまつた。
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▼關八州見晴台から見た武甲山。
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▼寫眞ではいまいちですが、富士山も綺麗に見えました。
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▼山躑躅が綺麗でした。
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▼野末張見晴台はスカイツリーと同じ高さださうです。
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▼こちらがムサッシー。これは新緑の奥武藏トレイルランニングの2NDステージに參加した參加賞の手拭の繪柄。
スポーツエイドジャパンさんの詳細はこちらからどうぞ
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▼走り始めてしばらくしてヤマレコを起動させてゐない事に氣づきました。なので、途中からのスタートです。

2018-05-09

初めての富士山

今年でもう七一囘も開催されてゐる本邦の數あるマラソンの大會でも五本の指に確實に入る過酷な大會である「富士登山競爭」に出走する權利を得ました。この大會は富士吉田市役所を出發して、ひたすら登山道を走り山頂を目指すと言ふ競技です。餘りにも過酷なので、初めて出走する人は五合目までで終り。制限時間二時間二十分以內に走り切る事が出來たら、翌年以降、山頂まで走る權利が得られます。
橘右は、富士山の縱橫制霸と言ふ野望を胸に祕めてをります。縱橫の野望とは、縱は富士山を走つて登る「富士登山競爭」、橫は富士山の周圍を走る「UTMF(ULTRA-TRAIL MT.FUJI)」の短い版の「STY(Shizuoka To Yamanashi)」を完走することです。UTMFは100マイルに縛られ靜岡側からスタートし山中湖で折り返して富士吉田市役所まで走るので、この折り返し部分を省いて(と言ふか百マイルも走れないので)縱橫の完成としたいと思つてをります。
で、五月一日に恐れを知らぬ挑戰者の後輩とその先輩に半ばパワ○ラのやう、いや、ドキンちやんに振り廻されるばいきんまんのやうな入社二年目の後輩と試走してまゐりました。なほ、この時季、五合目以降は閉鎖ですので、五合目までを試走しました。
恐れを知らぬ後輩一號は昨年足きり(五合目までを二時間十五分)に遭ひ今年再挑戰。ばいきんまん後輩はこれまた可哀想に恐れを知らぬ後輩一號が無理やり試走に參加させたと言ふ有樣で、折角の休日なのになんとも可哀想な後輩です。
當ブログを御覽になられてゐる方はお氣づきだと思ひますが、橘右は奧武藏の坂を何度か走つたりしてをります。多少は坂に對する耐性を持つてゐる。で、富士吉田市役所前から馬返しまでは坂ではありますが初めての苦行ではない。しかも、見た目はさほどでもない傾斜。然しながら、地味に效いてきますね、この坂。馬返しまであと1kmくらゐから足が上がらない。あれ、そんなでもない筈なんですが足があがらないから前に進めない。基本、登り坂は步幅を小さくして腰からではなく踵、つまり全身で前のめりになり前に進む推進力を得るのですが、す、す、推進力がでない。これくらゐの坂は奧武藏にもあるのですが、なぜか前に進まない。で、息も絕え絕えになつたころに漸く馬返しに。ふ~、と一息つくのもつかの間で、トレイルに入り傾斜率が一擧に上りました。あまりに一擧に上がつたものですから走る事をやめて步きました。步いてゐるうちに息が整ひまして樂とは言はないにしろそれなりになりました。氣になつたのは倒木が多いことですね。先の子ノ權現から竹寺までにも倒木はありましたが、木が細い。富士山のは道を塞ぐだけでなく、左右に逃げ路がない程でした。これ、そのうち整備されるのかな。しかしなんで木があれほど倒れてゐるのか。風?暴風雨?なんででせうかね。
さて、そんなこんなで五合目に到着。あれ、雰圍氣が少し違ふ。これほどまで狹いとこゝゴールを置けないし、五合目から富士吉田市役所附近までバスが出てると言ふが、こゝはトレイル。車など來れる筈もない。五合目と言ふ文字を見ましたがこゝはゴールぢやない。これは心折れましたね。しかも五合目は五合目なんとかとか言ふ處が多くあり、なんぢやこれ狀態でした。でも、戾れない。もどると言ふのは五合目から富士吉田市役所まで大凡十四キロ程自力で下らなければならない。この先、一キロか二キロでゴールなので、このまゝ戾るのも悔しい。なら辛いけど登るしかない。さうして心折れながら登ると漸くゴール!!辛かつた。
もう良いです。縱橫制霸なんてと思ふほど疲勞困憊な試走會でした。

▼富士吉田市役所。
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▼富士山がこんなにも近くに見えた。
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▼ばいきんまんとドキンちやん。
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▼こゝは富士登山競争のスタート地點です。
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▼地味に登つてをります。
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▼中の茶屋に到着。ふう、疲れた。
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▼馬返しに到着。もう足が上がらない。
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▼三合目到着眺めが良い。
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▼四合目。さう言へば周圍の山よりも目線が高いやうな氣がする。
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▼五合目到着。でもなんか變だ。こゝがゴールぢやないのかよ・・・。
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▼こゝまで來たからには引き返せない。
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▼漸くゴール!ほんたうはもう少し先なのですが、土砂で行き先が塞がれてをりました。渡れない譯ではないが、氣持ちが落ちて先には進めませんでした。
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▼五合目からの眺め。
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▼お昼は地元出身のドキンちやんの勧めで「不動」と言ふほうとうのお店に行きました。なんか、この店、變な形。ドキンちやん曰く、「變な形はこゝだけ」とのこと。
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▼富士山、七月二七日、待つてろよ。
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2018-04-17

新緑の奥武蔵トレランシリーズ1stもろ山トレラン

四月十五日は、毛呂山で行はれましたスポーツエイドジャパンさん主催のトレイルランニングの大會に出走してきました。スポーツエイドジャパンさんは「新綠の奧武藏トレイルランシリーズ」と稱して四囘の大會を開催しています。1stステージが毛呂山で鐮北湖を中心として一本杉、ユガテ、物見山などを走ります。2ndは飯能アルプスで高麗驛を出てから子ノ權現を經て正丸峠を越えて丸山に到達し、そこから下り武甲溫泉がゴールです。3rdは武甲山を登ります。橫瀨驛を出發して武甲山を登り小持山、大持山を經て再び橫瀨驛に戾るルート。4thは兩神山で、國民宿舍兩神莊を出て兩神山にある兩神神社の奧宮まで行つて歸つてくるルートです。4thは兩神山麓トレランは所用により出走できませんが、1stから3rdはエントリ濟みです。
さて1stとなるもろやまトレラン。先日のハセツネ30kよりは距離が短く24kmで、標高も一本杉邊りが一番高いのかな、ハセツネ30k最高標高が800mくらゐでしたので半分程度と一見すると易しさうに思へるのですが、そんな譯はなかつたです。
まづなんと言つても、雨。前日の豫報は雨でした。當日の朝から雨が降つてをり、「やだなあ」と思つてをりました。靴はグリップ力を重視しinov-8のX-TALONをチョイス。これが失敗の元となるとはこの時には思ひませんでした。さて、十時スタートで九時半から開會式がありました。この頃には旣に雨は止んでをり、このまゝ行けば嬉しいのになと思つてをりますと、大會の委員長の舘山さんがご自身で自分は晴れ男だと仰つてをりました。晴れまでは行きませんでしたが、雨、降らなかつたです。よかつた。
で、スタートし鐮北湖までのロードはしんどい。坂が急。その後、一本杉まで行きますがやはり走りきれない。まだ/\ですね。で、一本杉からカイ立場を經由し獅子ヶ瀧方面からエビガ坂に入ります。下りは多少感覺が摑めたやうな氣がしまして、ハセツネよりは速くなつたと思ひます。思ふだけですけどね。この邊りはハセツネと違ひハイキングで步いたことのある場所ですので、坂があつてもなんとなく終りが見えて氣持ちが樂だつた。エビガ坂を越えてユガテから北向地藏に向かひ、一旦權現堂のはうに進みます。この頃は坂を走れない。もうつらい。なんとか山を越え再び北向地藏まで參りまして、こゝからは下りです。やはり下りはテクニックが上がつて來たかな。
さて、鐮北湖まで下りまして再び坂を登ります。宿谷の瀧から物見山まではほんたうに辛かつた。で、冒頭で申しました靴のチョイスの件はこゝで發生です。宿谷の瀧附近で御叮嚀に表面がつる/\した石のタイルで鋪裝した場所がありました。濡れた石のタイルはX`TALONの深いラグを彈くやうにツル/\と滑る。走ることは言ふに及ばす步けない。こゝが實は一番辛かつたかもしれない。あつ、そんなことないです。こゝから物見山の崖のやうな坂のはうが辛かつた。こんな後殘り少しの所で辛い坂を設定するなんて・・・。
何とか物見山まで登りまして下り基調のトレイルを進み、遂にゴール。いやはや疲れました。雨が降らなかつたのは幸いですが、辛いレースでした。でも、また、來年も出てみたいと思ふコースで樂しかつたです。



▼さあ、開會式に出席です。雨は上がつてきました。
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▼開會式の風景。
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▼さてスタートです。
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▼さあ、トレイルに突入するぞ。
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▼物見山山頂。この手前の坂があまりの急さに寫眞を撮るの忘れました。
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▼ゴール。實際は、勢いよくテープに突つ込みましたので、後から撮影しました。
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▼オレっち、走つたみャ。
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▼參加賞ですみャ。
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プロフィール

橘右近大夫

Author:橘右近大夫
畿內の寺社佛閣を中心に、おでかけトロ&クロとお參りしたときの旅日記を綴つてゐます。

旅日記の外に、日頃思ふことなどを書くことがあります。
あくまでも個人的な日記であり、專門的・學術的な正確さを擔保するものではありません。

漢字は正字(康熙字典體)にて書かうとしてをります。どのやうな環境でも讀めるやうに氣を附けてをりますが、環境により漢字が表示されない場合があります。
假名遣ひについて、原文を引用する以外は歷史的假名遣ひで書きます。

※ご意見、ご指摘は建設的、友好的なものに限り受け付けます。建設的友好的なコメントは更新の勵みになりますので、よろしくお願ひします。
但し、間違ひを指摘し、批難するだけのコメントは承認致しませんので、ご諒承ください。しつこいと投稿禁止や閲覧禁止をする場合があります。

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